



事業構築には人間性が現れる
事業には、その事業を構築した人間の人間性や生き様といったものが色濃く現れます。
iPhoneは直感的に操作できることを重視されています。iPodはクリックなしで目当ての曲にたどり着けるUI(ユーザーインターフェース)を徹底。
これは故・スティーブジョブズが
- 説明を必要とするゲームはクソだ
- 1ドル入れてプレイする。それ以外の思考が要らないのがゲームだ
- シンプルであることこそが洗練だ
と考えていたことに由来します。
何を人生において重視しているのか、それが現れてしまうものなのです。
お金稼ぎだけが価値、でも良い
あなたが重視するものはなんですか?それが事業に現れるはずです。
この点、お金儲けだけが大切という方がいます。そういった方はとにかく事業を「儲かるもの」「儲かるかどうかが全てでそれ以外は要らない」といった思考でつくります。そしてそれが現れます。
この考えは正しいです。事業というのは儲けるためにやるものなのですから。
お金だけでは限界がくる
しかし、お金を儲けよう!というモチベーションは意外と長く続きません。めちゃくちゃ貧乏なころならいいのですが、少しでも余裕が出ると人間ってのは弱いものです。やりたいこととか、自分の理念を突き詰めたくなってきます。
そして、ブレます。
とくに自営を始める方には、お金以外のものを求め始めるタイプが多い気がします。自営業者のイメージと矛盾してて面白いなと思います。
そういった側面を考えると、お金儲けのためだけにやっていくことはうまくいきやすいとおもいます。結局、甘っちょろい結論のように思われるかもですが「自分が没頭できる」ことであるのが重要な気がします。
没頭できるためだけでもダメ
ただ、いうまでもなく、没頭できるだけで事業がうまくいくのであれば誰も苦労していません。自分が没頭できるのは盆栽いじりだ!といって朝から晩まで自分の庭で盆栽をいじっていても1円にもなりません。
没頭できることと同時に「人が求める形」でなければならないです。例えば、盆栽キットを初心者にもできる形で販売するとか。
単に好きなことをやるのではなく、他人がそれを求めてくる形に昇華できるか。これが事業の難しさですよね。

スタッフ
なるほどです。

僕が事業を作ろうと思ったら、自分が没頭できるものの中から他人が求める事業を作れるか?を考えないといけない。

スタッフ
社長は何が没頭できることなんですか?

仕事しかしてこなかったからわからない。

スタッフ
趣味は・・・?

ない。

スタッフ
友達と遊んだり・・・

その字はなんと読むんだね?

スタッフ
・・・・・。

まぁでも、仕事に没頭してきたんだからこの仕事で得たビジネス知識で今回の新規事業も作るしかないと思う。

スタッフ
・・・・というと?
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